持続可能な社会 sustainable society 2005 4 8
数年前、自動車会社のディーラーから、このようなことを言われたことがあります。
「山間部を除けば、日本の道路を走るには、排気量が1500cc程度あれば、十分です。」
そういうわけで、我が家の自動車は、排気量が1500cc程度です。
これは、正直に言いますと、地球環境のことを考えたわけではなく、
単純に、お金がなかったら、排気量が1500cc程度の自動車となったのです。
しかし、これからの時代は、
地球環境に優しい自動車が必要とされるでしょう。
今後、「持続可能な社会」を建設するには、
「日本の道路を走るには、排気量が1500ccあれば、十分です」となるかもしれません。
あるいは、まだまだ値段が高いですが、ハイブリッドカーが主流になるかもしれません。
いずれにせよ、個人レベルでも、
「持続可能な社会」を建設するには、どうすべきか、
真剣に考える時期が来ていると思います。
持続可能か 2005 4 3
はたして、石油で成り立つ現代文明は、持続可能か。
今の状態では、持続不可能と言わざるを得ないでしょう。
下記の文章を読めば、持続不可能と推定できるでしょう。
しかも、この文章は、人口10億人のインドを考慮していません。
「人口13億人の中国」と「人口10億人のインド」が、
欧米人のような生活を望む時、持続不可能となるでしょう。
だからといって、自分たちだけ贅沢をしておいて、
中国やインドに、質素な生活をしなさいとは言えないでしょう。
つまり、石油で成り立つ現代文明は、持続不可能となることです。
原油 crude oil 2004 2 12
今日(2004年2月12日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「昨年の原油需要 中国、日本を抜く」
「専門家によると、
『現在、中国の一人あたりの石油消費量は、日本の1割程度。
それが、世界平均である中南米並みになれば、
中国全体の消費量は、全欧州を上回る』と試算。
『一人あたり消費量が、現在の韓国の4割程度になった段階で、
全体の消費量が、アメリカを上回る』と分析する。」